ゾイド大戦記 第二次大陸間戦争後の仮想戦記

ライジャー

ライジャーイメージ画像

格闘 射撃 装甲 耐久 機動 電子 隠密 総合
32 38 18 34 38 19 187
ライジャー正面画像 ライジャー側面画像 ライジャー斜め前画像 ライジャー斜め後ろ画像

機体データ

主装備

格闘兵装
・電磁刃
射撃兵装
・30mm3連装電粒子砲 ・25mmレーザーガン ・150mm衝撃砲
・25mm4連装速射ビーム砲 ・高圧濃硫酸噴射砲
補助兵装
・センサー×2

機体諸元

・全長:20.2m ・全高:6.5m ・重量:40t
・最高速:320km/h ・乗員:1名 ・野生体:ライオン ・クラス判定:中型

機体解説

 ライジャーは第一次中央大陸戦争末期にゼネバス帝国が開発した中型高速戦闘用ゾイドである。

 「高速戦闘ゾイド」と言うジャンルをいち早く築き上げたゼネバス帝国であったが、へリック共和国のシールドライガーの出現により、最高速大型ゾイドの座を奪われて劣勢に立たされてしまった。
 その後帝国軍部はサーベルタイガーの速力向上プランを模索し、グレートサーベルを開発したりしたが、それでもシールドライガーの最高速を超える事は出来なかった。
 その際、サーベルタイガー改修とは全く違う対シールドライガー用ゾイド開発プランもあった、それが後のライジャーである。

 帝国軍は、当時まだ発展途上にあった中型クラスのゾイドに活路を見出し、シールドライガーを超える速力を持ってサーベルタイガーを補佐し、高速戦隊の劣勢を覆そうとしたのである。

 ライジャーは、サーベルタイガーに準じた火力を備えつつ、シールドライガーの速力に勝ると言うコンセプトの元開発がすすめられ、装甲を犠牲にし、空気抵抗を極限にまで減らすべく流線型カウルで全身を包み込むなどの工夫が成され、最終的に時速320キロの超高速を記録するに至った。
 また、主砲三連装電粒子砲、胸部の連射キャノンの威力も軍部の要求を満たすものとなった。

 しかし、ライジャーが完成した時、既にゼネバス帝国は敗色濃厚となっており、ライジャーも十分な活躍の機会も与えられず、続く大陸間戦争でも、より高性能のハウンドソルジャーやジークドーベルの出現によりすぐに立場を失い、やがて戦場より姿を消して行った。
 この為、旧大戦の生き残りの中にもライジャーを実際に見た者は少なく、幻の機体として高速戦闘機パイロットのあこがれの的となっている。

 後に出現したハウンドソルジャー、ジークドーベルなどは、いずれも火力、速力はライジャーを上回るが、それはディオハリコンのパワーに頼ったり、無理な設計によるもので、正統派な設計でライジャーを上回る性能の中型高速戦闘ゾイドは未だ出現していない。
 数少ないかつてのライジャー乗りの証言によれば空気抵抗の少ないフォルムにより抜群の運動性能を誇り、操縦に癖が少なく、最高の高速戦闘ゾイドと呼ぶ者もいる。

詳細

ライジャー詳細画像

 電磁刃は超高速微振動により分厚い装甲も易々と切り裂く。

 ライジャーの装甲は薄いが、コックピット周りは複合装甲により守られ、パイロットの生存性を高めている。
 上部複合装甲はスライド式になっており、頭部を覆うようにしてガードする。

ライジャー詳細画像

 胸部には通称「連射キャノン」と呼ばれる複合砲がある。
 4門のビーム砲と1門の衝撃砲からなり、それぞれの砲を間隔をずらして発射する事により、威力と連射性の両立を実現した。

 四肢を覆うカウルは上下をサスペンションにより連結され一体成型となっているのも特徴である。
 通常、ゾイドの脚部は関節部まで装甲で覆う事は少ないが、高速戦闘ゾイドにとってはこれが大きな空気抵抗を生み、最高速と運動性を低下させる要因となる。空気抵抗を極限まで減らすための設計である。

 脚は格闘兵装としてはカウントされていないが、足先には超硬金属によるガードが付いており、最高速から繰り出される蹴りはかなりの威力がある。

ライジャー詳細画像

 上部複合装甲両サイドには、ゼネバス大型ゾイド用に開発されたレーザーガンが備えられている。威力はさほどでは無いが、小型ゾイドの駆逐や対空戦に有効な装備だ。

 背部には主砲3連装電粒子砲を装備。威力はセイバータイガーの主砲にも匹敵する。

ライジャー詳細画像

 長い尾部先端にはエルロンを備え、高速戦闘時の高い運動性能を生み出す。

 また、大型ゾイド用に開発された高圧濃硫酸噴射砲1基も備えられている。
 これは敵ゾイドに濃硫酸を噴射する事により装甲内部を破壊し、機動力を低下させる装備である。

コメント

ライジャー詳細画像

 ライジャーを初めて見たのは、プレイステーションゲーム「ZOIDS2 へリック共和国VSガイロス帝国」の隠し機体として見たのが初めてでした。
 初めて見た感想は「なんだこの不恰好なゾイドは!?」と言うものでしたが、同時に何か神々しさの様なものも感じた、不思議な魅力のあるゾイドでもありました。

 ライジャーは旧時代にもあまりクローズアップされる事の無かったようですね(当時を知らないので断言はできませんが)。カノンフォート以上にマイナーなゾイドなのではないでしょうか。

 320キロと言う破格の最高速を持つゾイドですが、滑らかなボディデザインでその説得力があるのがいいですね。後のハウンドソルジャーやジークドーベルはこれを遥かに上回る最高速に高火力、さらに巨大な格闘兵装まで備えて明らかにやりすぎで現実味にかけますが、ライジャーは見ていると設計者の苦悩が読み取れる素晴らしいデザインのゾイドだと思っています。

 あまり強そうな印象の無いゾイドですが、実際コマンドウルフなど相手にならず、最新鋭のシャドーフォックスにも直接戦闘では優位に戦えると思います。
 ハウンドソルジャーやジークドーベルにはカタログスペックではどうしても勝てそうにありませんが、あの高スペックを実現するには必ずどこか設計に無理があり、兵器としての実用性にも問題があると思うので、正統派高速戦闘ゾイドとしてライジャーはトップクラスの完成された機体なのだと私は思っています。

 ペタ褒めしてみましたが、これを格好いいかと言われると素直に首を縦に振れず、好きなゾイドとは言い難いですね。しかし、これもまたゾイドワールドに彩りを添える貴重な存在なのだと思います。
 アニメなんかと同じで、全員が全員イケメンばかりでは味気ないでしょう…?

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